骨粗鬆症は骨がスポンジのように
粗くなり骨折しやすくなる病気です
加齢や閉経を迎えたことに加えて、食事からのカルシウム摂取不足や運動不足などが原因となって骨がスポンジのように粗くなり骨折しやすくなる病気です。
骨粗鬆症になれば、ちょっとしたことで骨折が生じ、それが引き金になり身体の具合が悪くなり、ときには寝たきりになってしまう事もあります。
また、65歳を過ぎると「いつのまにか骨折」といって背骨が骨折してしまうリスクは急に高くなります。
自覚症状が何もなくても油断せず気兼ねなく御相談していただきたいです。
1度骨折するとさらに骨折を重ねてしまう骨折連鎖が起こり、あたかもドミノ倒しのようになっていくことが多いのです。
現在、日本で介護が必要な人の5人に1人は骨折・転倒・関節疾患が原因です。健康寿命を伸ばすためにも骨粗鬆症治療は大変重要です。
骨粗鬆症は、近年その評価と治療において確実に進歩しています。
これまで骨粗鬆症は漫然と薬が処方され続けることも多かったのですが、これからは個々に適した治療(テーラーメイド医療・Tailor-made medicine)を科学的根拠に基づいて行われることが求められて時代になってきています。
当院では骨粗鬆症マネージャー有資格者二名が在籍しております。